【今日のドル円】118円台後半のサポートに注目、下値を警戒
昨日のドル/円は、低調な米経済指標の結果や米地区連銀総裁発言のハト派部分に反応して119円台を小幅に割り込んで引けた。ただ、日足の一目均衡表の雲の下限(118.930円)に支えられており、118円台では一定の底堅さも感じられる。
東京市場では、実需の外貨需要などから下値の堅さの方が顕在化しやすい流れに大きな変化はないと見られ、一昨日・昨日と下値を支えた118.70-80円前後はサポートされよう。
ただし、このサポートを下抜けると、ストップロスオーダーを巻き込んで下げ足を速める可能性があり、終値ベースで一目均衡表の雲の下限を下回ってしまえば、市場全般の見方が弱気化しかねない。海外市場では引き続き、下値を警戒しながらの相場展開となりそうだ。
材料面では、東京市場から欧州市場にかけては特筆すべきものはないが、NY市場では米3月消費者物価指数(21:30)が発表される。物価の伸びが鈍化すれば利上げ先送り観測に繋がりやすいため要注目だ。その他、米4月ミシガン大消費者信頼感指数・速報(23:00)が発表される。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、低調な米経済指標の結果や米地区連銀総裁発言のハト派部分に反応して119円台を小幅に割り込んで引けた。ただ、日足の一目均衡表の雲の下限(118.930円)に支えられており、118円台では一定の底堅さも感じられる。
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2015-04-17 09:15