シャープは朝高後に軟化、2000億円の資本支援合意と報道も反応限定的
シャープ <6753> は一時12円高の289円まで上昇して連日で年初来高値を更新したが、買い一巡後は下げに転じ、午前10時30分には20円安(7.22%安)の257円を付けた。
主力取引銀行のみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行から2000億円の資本支援を受けることで合意したと17日付日本経済新聞が伝えたが、前日に同様の報道で買いが先行していたこともあり、反応は限られた。
最終赤字が15年3月期で2000億円超(会社計画は300億円の赤字)に拡大し今期は1000億円を超えると伝えたほか、債務の株式化(DES)で財務基盤を強化すると報じたことも株価の重しになったもよう。(編集担当:宮川子平)
シャープは一時12円高の289円まで上昇して連日で年初来高値を更新したが、買い一巡後は下げに転じた。
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2015-04-17 12:00