千趣会、Jフロントと資本業務提携、第三者割当増資などで持分法適用会社に
千趣会 <8165> は17日引け後、J.フロント リテイリング <3086> との資本業務提携を発表した。
千趣会は460万株の新株式発行と430万株の自己株式処分でJフロントを割当先とした第三者割当増資を実施し、概算で72億8540万円を調達する。資金はオムニチャネル戦略推進に向けたシステム投資や、出荷体制・庫内システムなどの物流インフラ整備、東京や大阪など都市部での旗艦店舗開発、Jフロントとの新規プライベートブランド商品の開発資金などに充当する予定。
これに先立つ4月22日、Jフロントは千趣会の大株主からも291万5000株を譲り受ける。Jフロントは第三者割当増資と併せて1181万5000株(議決権の22.62%)を保有する筆頭株主になり、千趣会を持分法適用関連会社とする。取得価額の総額は概算で102億4500万円。
17日終値は千趣会が前日比変わらずの886円、Jフロントが118円安の1893円。(編集担当:宮川子平)
千趣会(8165)は17日引け後、J.フロント リテイリング(3086)との資本業務提携を発表した。
japan,company
2015-04-17 16:15