【今日のドル円】中国市場の反応に注目、中国株が下げ渋れば反発も
17日のドル/円は世界的に株安が進む中で上値が重く、一時、約3週間ぶりに118.50円台まで弱含む場面もあった。こうした中、本日最も注目されるのは中国株式市場の動向だ。中国政府は17日の取引終了後に、機関投資家に対して(空売り用の)貸し株を認めると発表。
これを受けてNY市場の中国株ETFが大幅に値下がりし、連れて欧米株価が下落するなど、市場はリスク回避的な反応を示した。ただ、貸し株容認は市場安定化に向けた措置という側面もあり、一概にリスク要因とは言い切れないだろう。
週末19日に中国人民銀行が金融緩和策の一環として預金準備率の引き下げを発表した事も含めて中国市場の反応が注目される。ドル/円は、一目均衡表(日足)の雲下限(執筆時118.930円)にかろうじてサポートされており、中国株が下げ渋れば20日移動平均線(執筆時119.624円)前後までの反発は可能だろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
17日のドル/円は世界的に株安が進む中で上値が重く、一時、約3週間ぶりに118.50円台まで弱含む場面もあった。こうした中、本日最も注目されるのは中国株式市場の動向だ。中国政府は17日の取引終了後に、機関投資家に対して(空売り用の)貸し株を認めると発表。
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2015-04-20 09:15