【本日注目の通貨ペア】豪ドル/円:売り材料を探す流れ

 豪ドル/円は今月に入り、何度も93.00円台乗せを試しているが、これまでのところ終値ベースで維持できた日はない。本日も朝方に一時93.00円にタッチしたものの、維持できずに軟化した。豪州については追加利下げ観測が根強い。堅調な主要国株や50ドル台後半を維持する原油価格が下支えているものの、5月利下げを睨んで豪ドル/円は93円を超えるような上伸力を得ることはなかなか難しいようだ。  本日は26時から豪中銀(RBA)のスティーブンス総裁が講演を行う。また、明日にはRBAの理事会議事録が発表される。これらのイベントから5月利下げ観測を捕捉するような手掛かりがあれば、豪ドルが大きく下げるきっかけになる可能性がある。  そうなった場合、まずは20日移動平均線(執筆時点:92.079円)、そこを下回ると一目均衡表(日足)の転換線(同:91.764円)をターゲットに下値を切り下げよう。それぞれの内容に要注意だ。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
豪ドル/円は今月に入り、何度も93.00円台乗せを試しているが、これまでのところ終値ベースで維持できた日はない。本日も朝方に一時93.00円にタッチしたものの、維持できずに軟化した。豪州については追加利下げ観測が根強い。堅調な主要国株や50ドル台後半を維持する原油価格が下支えているものの、5月利下げを睨んで豪ドル/円は93円を超えるような上伸力を得ることはなかなか難しいようだ。
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2015-04-20 18:15