日経平均は一時100円超高、外部環境の好転で買い先行

 21日の日経平均株価は前日比97円08銭高の1万9731円57銭で寄り付いた。前日の欧米株高を好感し、買いが先行した。1ドル=119円台前半で底堅く推移していたドル・円が午前9時以降に強含んだことも日本株の支えになり、上げ幅を100円超に拡大する場面がみられた。  個別では、15年9月期業績予想を上方修正した東陽テクニカ <8151> が上昇し、16年3月期で2ケタ増益を見込んだメルコホールディングス <6676> や、KDDI <9433> との資本業務提携を発表したライフネット生命保険 <7157> は買い気配。不動産事業者向けインターネット・マーケティング事業を展開するアクセリオン社の株式取得を発表したネクスト <2120> も堅調。  半面、15年3月期業績予想を下方修正したヤマダ電機 <9831> やコア <2359> が売られた。安川電機 <6506> は16年3月期で営業益2ケタ増を見込んだものの市場コンセンサスを下回ったため、利益確定売りが優勢となった。15年9月期業績予想を下方修正したフリークアウト <6094> は売り気配スタート。(編集担当:宮川子平)
21日の日経平均株価は前日比97円08銭高の1万9731円57銭で寄り付いた。
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2015-04-21 09:15