三菱「ランエボ」生産終了へ・・・中国でも報じられ、ネット上では惜しむ声

中国メディアの中関村在線は19日、三菱自動車が四輪駆動セダン「ランサーエボリューションX」の生産終了すると発表したことを紹介した。中国の自動車ファンからは生産終了を惜しむ声があがっている。
記事は、「ランサーエボリューション」の生産が2016年3月までに終了すると伝え、2015年初に開催された東京オートサロンで「ランサーエボリューションX Final Concept」が展示されことが、自動車ファンたちとの「お別れ」の会になってしまったと伝えた。
続けて、、「ランサーエボリューションX」の特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」が限定1000台で日本で発売されることを紹介。全5色で価格は429万8400円、すでに日本では予約が始まっていると伝えた。
「ランサーエボリューションX」の生産が終了し、特別仕様車が発売されるとの報道について、中国の簡易投稿サイト微博(ウェイボー)では、中国の自動車ファンたちから発売終了を惜しむ声が寄せられている。一部を紹介すると、「子どものころからランサーエボリューションに乗ることが夢だった。その夢は今も変わっていない。それなのに生産が中止になってしまうなんて」、「心から欲しいと思う車だった」などがあった。
また、「大好きな車の生産が終了することは非常に悲しい。もっと悲しいことはお金がなくて特別仕様車が買えないことだ」、「特別仕様車が買いたくても買えないことは悲哀としか言い様がない」とのコメントが見られた。
さらに、「惜しむべくは自分の腎臓が1つしかないことだ」という意見もあった。中国でかつて自分の腎臓を売って「iPhone」を購入した男性が大きな注目を集めたことを揶揄(やゆ)する意見だが、こちらは「自分の腎臓を売ってでも特別仕様車が欲しい」という願望を表現したもので、ランサーエボリューションはそれだけ中国でも熱狂的なファンを獲得していた車だったといえるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Ed Aldridge /123RF.COM。撮影は2014年3月、スイス・ジュネーブモーターショー)
中国メディアの中関村在線は19日、三菱自動車が四輪駆動セダン「ランサーエボリューションX」の生産終了すると発表したことを紹介した。中国の自動車ファンからは生産終了を惜しむ声があがっている。(イメージ写真提供:(C)Ed Aldridge /123RF.COM。撮影は2014年3月、スイス・ジュネーブモーターショー)
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2015-04-21 18:00