日経平均は一時2万円台、企業業績の改善期待や円安進行で
22日の日経平均株価は前日比90円75銭高の1万9999円84銭で寄り付いたあと、2万円台を回復した。取引時間中としては10日以来。上げ幅を120円超に拡大する場面もみられる。米国市場は高安まちまちだったが、国内企業の業績に対する期待が高く、主力株を中心に買いが流入した。ドル・円が強含みで推移していることも支え。
個別では、15年3月中間期業績予想を上方修正した日本農薬 <4997> が上昇。日本精工 <6471> 子会社を譲り受けるブイ・テクノロジー <7717> も物色されている。15年3月期で営業益が過去最高と報じられた日立製作所 <6501> やマツダ <7261> なども堅調。15年3月期で計画上ブレが伝わった大王製紙 <3880> も高い。
半面、15年12月期第1四半期で営業益6割減のキヤノンマーケティングジャパン <8060> は売りが先行した。16年3月期で営業減益を見込んだ東京製鉄 <5423> は売り気配スタート。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比90円75銭高の1万9999円84銭で寄り付いたあと、2万円台を回復した。
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2015-04-22 09:15