日経平均は137円高、欧米株高や円の上昇一服で
17日の日経平均株価は前日比137円31銭高の1万5290円22銭で寄り付いた。前日大幅安の反動もあって、欧米株高を好感した買いが先行した。ドル・円が103円台前半(16日終値は1ドル=102円87銭-88銭)まで持ち直したことも支え。ただ、FOMC(米連邦公開市場委員会)を前にした様子見ムードは根強く、朝方の時点で上値は限定的。
個別では、携帯端末向けの通信教育サービスを開始したディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> が堅調。14年3月期業績および配当予想を発表した飯田グループホールディングス <3291> も上昇した。14年10月期で増収増益を計画したパーク24 <4666> も高い。韓国子会社の設立を発表したGMOインターネット <9449> もしっかり。外資系証券による投資判断の引き上げが観測された第一生命保険 <8750> も買われている。
半面、不適切な会計処理の疑義が生じたとして第三者委員会の設置と今期の配当を未定としたリソー教育 <4714> は売り気配スタート。前日にストップ高を付けた東京産業 <8070> 、ディップ <2379> は利益確定売りが先行し、エイチーム <3662> も小幅ながら続落して取引を開始した。(編集担当:宮川子平)
17日の日経平均株価は前日比137円31銭高の1万5290円22銭で寄り付いた。
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2013-12-17 08:45