日系車は「変貌」遂げつつある!・・・「保守的」イメージ脱却へ=中国メディア

中国メディアの東方早報は20日、2年に1度の上海モーターショーが20日に開幕したことを伝え、計109車種が世界初公開となったことを伝え、うち日韓のメーカーからは8車種が初公開となったと報じた。
記事は、これまでと比べ、今年の上海モーターショーで初公開となった日韓メーカーの車種は「決して多くはない」とする一方、ホンダが中国市場向けに開発した新型SUVコンセプトが出展されたことを紹介。
また、日産が1990年代生まれの若い消費者をターゲットとした中型セダン「LANNIA」を出展したほか、韓国の現代自動車もSUVの新型「ix35」を出展したと伝え、日韓メーカーが上海モーターショーで中国初披露した8車種のうち4車種がSUVだったと指摘し、「すでに激しい競争が展開されているSUV市場は今後も日韓メーカーにとって主力の戦場となるだろう」と論じた。
続けて、中国の自動車市場ではセダンに比べてSUV市場の伸びが著しいと指摘し、現代自動車の「ix25」は2014年10月の発売以来、毎月1-2万台の販売台数を確保し続けていると紹介。
また記事は、近年の日韓自動車メーカーは中国において「消費者に寄り添う姿勢を明確に打ち出している」ことを指摘し、保守的で控えめと見なされていた日系自動車メーカーは活力あふれる車作りへと変貌を遂げつつあるとしたほか、「ずっと主流から外れていた韓国の自動車メーカーも瞬く間に主流メーカーへと上り詰めた」と論じた。
続けて、「若い消費者は新しいデザインや理念を受け入れやすい傾向にある」と伝え、若者向けの車種を投入することは日系自動車メーカーにとっては「現在のポジションやイメージを一新する大きなチャンスだ」と指摘した。(編集担当:村山健二)(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供。2015年4月21日、上海モーターショー会場)
中国メディアの東方早報は20日、2年に1度の上海モーターショーが20日に開幕したことを伝え、計109車種が世界初公開となったことを伝え、うち日韓のメーカーからは8車種が初公開となったと報じた。(写真はイメージ。「CNSPHOTO」提供。2015年4月21日、上海モーターショー会場)
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2015-04-22 13:15