塩野義薬が後場急伸、抗HIV薬の売上拡大などで業績・配当予想を引き上げ

 塩野義製薬 <4507> が後場急伸。午後1時に業績・配当予想の上方修正を発表すると、その後、175円高(4.20%高)の4340円まで買われた。  15年3月期は、売上高については2735億円(前期比5.6%減)を据え置いたものの、経常利益を580億円から778億円(同25.0%増)に引き上げ。英ヴィーブヘルスケアに権利移転した抗HIV薬「テビケイ」と、その配合剤「トリーメク」の売上高が拡大した。また、ヴィーブの14年度配当が期中に確定したことで配当金収入が大幅増となったことに加えて、円安効果も業績を押し上げた。  併せて、同期の期末配当を24円から28円に引き上げており、年間では52円(前期実績46円)とする計画。(編集担当:松浦直角)
塩野義製薬が後場急伸。
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2015-04-22 13:45