日経平均は224円高、終値で15年ぶり2万円台回復

 22日の日経平均株価は前日比224円81銭高の2万133円90銭と大幅に続伸して引け、終値としては2000年4月14日以来約15年ぶりに2万円台を回復した。  前日の米国株は高安まちまちだったものの、円の下落や業績改善への期待感に加え、日銀による追加金融緩和の思惑が広がっているとの見方もあって買いが先行。前場は上げ幅を230円超に拡大した。利益確定売りに上値を抑えられたものの下値は限定的で、後場は高値圏でもみ合いとなった。  個別では、外資系証券による投資判断の引き上げが観測されたソニーフィナンシャルホールディングス <8729> が急伸。15年3月期利益予想を上方修正した塩野義製薬 <4507> は上げ幅を拡大した。15年3月期で営業益が過去最高と報じられた日立製作所 <6501> なども堅調。FPD製造用露光装置メーカーを買収するブイ・テクノロジー <7717> も高い。  半面、15年12月期第1四半期で2ケタ減益だったキヤノンマーケティングジャパン <8060> は売りが先行した。15年3月期利益予想を下方修正したブックオフコーポレーション <3313> もさえない。。16年3月期業績予想が市場コンセンサスに届かなかった東京製鉄 <5423> も下落した。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比224円81銭高の2万133円90銭と大幅に続伸して引け、終値としては2000年4月14日以来約15年ぶりに2万円台を回復した。
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2015-04-22 15:00