【本日注目の通貨ペア】NZドル/円:チャートは目先の天井を示唆

 NZドル/円は今月に入り、概ねボリンジャーバンドの±2シグマの中での往来が継続。22日にバンド+2シグマを突破して約3か月ぶり高値となる92.396円を付けるも一時的となり、結局は上ヒゲの目立つ足形を付けた。  翌日にNZ準備銀行(RBNZ)のマクダーモット総裁補が「インフレ上昇圧力は依然として小さく、現時点では政策金利の引き上げは考えていない」と発言した事を嫌気してNZドル売りが優勢となり、日足上に大きめの陰線を付けた。これにより、目先の相場は天井を付けた可能性が高まった。  本日の東京市場では、前日の下押し目処として機能した20日移動平均線(本稿執筆時点では90.526円)を割り込むと90.222円まで下押している。200日移動平均線(同、89.013円)やバンド2シグマ下限(同、89.033円)が位置する89円台前半で下げ止まらないようだと、3月11日安値(87.180円)に向けた一段安もあり得る。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
NZドル/円は今月に入り、概ねボリンジャーバンドの±2シグマの中での往来が継続。22日にバンド+2シグマを突破して約3か月ぶり高値となる92.396円を付けるも一時的となり、結局は上ヒゲの目立つ足形を付けた。
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2015-04-24 17:45