今週の為替相場見通し(2015年4月27日-)=為替王

 先週は、今年2月から予想してきた日経平均株価予想(2万132円~228円)がズバリ的中し、日経225関連で多額の利益を確定された読者の方が多かったと思います。詳細はブログ記事をご参照ください。本当におめでとうございました。  さて、今週注目は米ドル円。先週の米ドル円は、いわゆる「行って来い」の展開でした。先週は、1ドル=118円台後半の水準で始まって、120円を一時的に回復するも、週末は再び119円を少し割れた水準まで下がってきました。米ドル円相場の流れとしましては、3月下旬以降のレンジ相場(保ち合い相場)が続いているとの認識で、ただ、今週も、そのレンジが続くというよりは、レンジから下抜ける可能性を警戒したい状況になっていると判断します。重要なポイントは118円台後半の水準で、そのあたりから完全に下抜けますと、ズバリ1ドル=116円台突入の可能性が浮上します。  さらに言えば、ギリシャ危機が再燃しつつありますので、たとえば、今週から来週にかけてのGW期間中に、EU諸国とギリシャとの協議が決裂して、ギリシャの債務返済が一部不能な状況になるなど、一時的にリスクが高まるケースを考慮した場合、最大で115円を割れるような展開も、リスクシナリオとして頭に入れておきたいと考えます。  トルコリラがちょっといけません。4月中旬に当初の下落ターゲット(43.6円)に到達し、その後は、相場エネルギーが放出されたこともあて、44円台を中心に停滞していました。が、ここへ来てさらに下方へ崩れる兆候も出始めています。現時点で考えられる最大の下落目処はズバリ1リラ=42円台です。  ユーロ、ポンド、豪ドルなどの主要通貨は、対米ドルではいずれも方向性は上向き。すなわち為替市場全体で、どちらかというと米ドル安の流れに傾いていると判断します。特にポンド米ドル相場は、先週末も大幅に上昇して、先週のブログで書きました上昇目処1.52に迫っており、あと一歩という状況です。(執筆者:為替王)
先週は、今年2月から予想してきた日経平均株価予想(2万132円~228円)がズバリ的中し、日経225関連で多額の利益を確定された読者の方が多かったと思います。
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2015-04-27 07:30