アイフルは急落後に乱高下、利息返還の損失響き前期は364億円の赤字へ
アイフル <8515> は朝方に急落した後は乱高下する展開となっている。寄り付きと同時に16円安(3.78%安)の407円まで売られたものの、その後はプラス圏に浮上。午前10時10分現在では440円近辺で推移している。
24日引け後に発表した業績予想の下方修正が要因。15年3月期は、営業収益を866億3500万円から863億円(前期比6.1%減)、最終損益を141億6200万円の黒字から364億円の赤字(前期は304億6100万円の黒字)に引き下げ、一転大幅な赤字となる見込み。
営業外収益として為替差益28億円を計上するものの、高位で推移する足元の利息返還請求件数を踏まえ、引当金を大幅に積み増すことが損益を圧迫。同期末時点での利息返還損失関連の引当金残高は1107億円となる見通し。(編集担当:松浦直角)
アイフルは朝方に急落した後は乱高下する展開となっている。
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2015-04-27 09:00