富士通ゼは年初来高値、16年3月期は2ケタ減益予想も市場コンセンサス上回る
富士通ゼネラル <6755> は4営業日ぶりに急反発し、4月10日の年初来高値を更新。午前9時54分には214円高(13.96%高)の1755円を付けた。25日引け後に発表した16年3月期業績予想では2ケタ減益を見込んだが、市場コンセンサスを上回ったため買いが優勢となった。
今期は売上高3000億円(前期比9.2%増)、営業利益230億円(同15.3%減)、純利益140億円(同21.4%減)を計画したが、市場予想の営業利益200億円超、純利益130億円弱を上回った。配当は中間期・期末ともに9円とし、年間では前期と同額の18円を予定した。富士通ゼはドル高・円安や、中国、タイといった生産地国の人件費上昇による空調機の輸入コスト増などを見込んでいる。
15年3月期の売上高は前期比13.8%増の2748億700万円、営業利益は同31.1%増の271億4000万円、純利益は同34.6%増の178億900万円だった。(編集担当:宮川子平)
富士通ゼネラルは4営業日ぶりに急反発し、4月10日の年初来高値を更新。
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2015-04-27 10:30