JVCケンウッドが軟調、通期最終赤字が拡大
JVCケンウッド <6632> が軟調。朝方に7円安(3.6%安)の188円まで売られ、直後には上昇に転じる場面もあったものの、すぐにマイナス圏に押し戻されている。
同社は1月31日引け後に今3月期第3四半期業績を発表、同時に通期業績予想を修正した。
3Qの売上高は2302億9600万円(前年同期比2.6%増)となり、営業赤字は16億7400万円(前年同期は47億8300万円の黒字)、最終赤字は56億9800万円(同14億4700万円の赤字)。円安による売上増はあったものの、円換算原価が20%以上上昇。また、カーエレクトロニクスなどの国内事業が営業赤字となったほか、海外でもカーエレクトロニクスやイメージング事業が不振だったという。
また、通期計画については、売上高や営業利益は従来予想を据え置いたものの、最終赤字を従来予想の55億円から70億円(前期は11億4600万円の黒字)に下方修正している。国内での早期退職者募集や海外拠点改革、子会社の株式譲渡などが要因となった。(編集担当:片岡利文)
JVCケンウッドが軟調。朝方に7円安(3.6%安)の188円まで売られ、直後には上昇に転じる場面もあったものの、すぐにマイナス圏に押し戻されている。
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2014-02-03 11:45