マルマエは足元の受注が好調、業績増額の確度は高い

  マルマエ <6264> (東マ)は出直り相場にきっかけ待ちのニュアンスだ。前2013年8月期の業績好調を手掛かりに、昨年8月30日に13万4500円の高値に買い進まれたものの、今2014年8月期の減益見通しの公表をきっかけに人気が離散、以後、昨年12月24日の5万6000円まで、徹底した整理を余儀なくされた。   その後、今年1月10日に今2014年8月期の第1四半期決算が売上げ3億1100万円と、前年同期比19.9%増、営業利益2700万円と同49.5%の大幅増益を達成、見直し人気が高まった。しかし、今8月期については売上げ11億2000万円(前期比3.7%減)、営業利益5000万円(同60.6%減)の減収減益見通しが据え置かえ、見直し人気は短期で終息、再び調整に入り、今に至っている。   同社は液晶製造装置、半導体製造装置、太陽電池製造装置など、各種製造装置の基幹部品を製造している。第1四半期の好業績はFPD分野では独自技術を生かし、国内外の液晶パネルメーカーの消耗部品を中心に受注を獲得。半導体分野では、需要拡大が続くなか、既存顧客からの受注品種も拡大するなど好環境にある。従って今期業績見通しの据置も、先行き見通し難であえて増額を控えたといった感触だ。月次の受注残高の状況は昨年12月末段階では2憶4800万円に達した。今期の第1四半期の平均1億5500万円を大きく上回っている。   第1四半期の営業利益の通期予想に対する進捗率は54%に達しており、今後増額に進む確度はかなり高そう。現在は手掛かり材料難で株価はおとなしい動きになっているが、先では増額を手掛かりに、人気再燃のコースが有力だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
マルマエ<6264>(東マ)は出直り相場にきっかけ待ちのニュアンスだ。前2013年8月期の業績好調を手掛かりに、昨年8月30日に13万4500円の高値に買い進まれたものの・・・。
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2014-02-03 12:15