東エレクはアプライドとの経営統合を中止、併せて増配と自社株買いを発表

 東京エレクトロン <8035> は27日引け後、米アプライド・マテリアルズとの経営統合契約を解約したと発表した。両社はこれまで統合に向けて努力を続けてきたが、米国司法省との間に認識の違いがあり、解決のめどが立たないことが明らかになったため中止を決めた。  併せて発表した16年3月期の業績予想は、売上高6750億円(前期比10.1%増)、営業利益1120億円(同27.1%増)と増収増益の予想。16年3月期の配当予想は、中間65円の期末90円で年間155円(前期は143円の予想)とし、前期に続いて増配計画とした。  加えて、取得総額1200億円の自己株式取得も発表。取得総数(上限)は1540万株で、発行済株式総数の8.59%に相当する。取得期間は15年5月14日-16年5月13日としている。  27日終値は115円安(1.47%安)の7697円。(編集担当:松浦直角)
東京エレクトロンは27日引け後、米アプライド・マテリアルズとの間で経営統合の契約を解約したと発表した。
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2015-04-27 18:15