東エレクがアプライドとの経営統合中止で急落、一方増配と自社株買いも
東京エレクトロン <8035> が急落。午前9時28分に1135円安(14.74%安)の6562円まで売られた。
27日引け後、米アプライド・マテリアルズとの経営統合契約を解約したと発表したことが悪材料視されている。両社はこれまで統合に向けて努力を続けてきたが、米国司法省との間に認識の違いがあり、解決のめどが立たないことが明らかになったため中止を決めた。
併せて発表した16年3月期の業績予想は、売上高6750億円(前期比10.1%増)、営業利益1120億円(同27.1%増)と増収増益の予想。16年3月期の配当予想は、中間65円の期末90円で年間155円(前期は143円の予想)とし、前期に続いて増配計画とした。
加えて、取得総額1200億円の自己株式取得も発表。取得総数(上限)は1540万株で、発行済株式総数の8.59%に相当する。取得期間は15年5月14日-16年5月13日としている。(編集担当:松浦直角)
東京エレクトロンが急落。
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2015-04-28 09:15