京セラが急落、15年3月期営業益が会社計画を大幅下ブレ

 京セラ <6971> が急落。午前9時54分に496円安(7.06%安)の6531円まで売られた。  27日引け後に発表した決算発表の内容が嫌気されている。15年3月期は、売上高が1兆5265億3600万円(前期比5.5%増)で増収となったものの、営業利益は934億2800万円(同22.5%減)と2ケタ減益で着地。ファインセラミック応用品関連と通信機器関連で資産評価の見直しによる損失を計上したことが響き、会社計画の営業利益1350億円を大幅に下回った。  一方、16年3月期については売上高は1兆6000億円(前期比4.8%増)、営業利益1600億円(同71.3%増)で増収増益を予想。営業利益の予想は市場コンセンサスの約1400億円を上回っている。(編集担当:松浦直角)
京セラが急落。
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2015-04-28 10:30