スポット金が大幅上昇、1200ドル台に
4月27日のスポット金は大幅に上昇、一時1207.06ドルを付けて、終盤では1201.83ドルで引けた。前週末に付けた5週間ぶりの安値から大幅に値を戻した。市場筋からショートカバーが入ったほか、5月きりのオプションの納会に絡 んだ買いが誘われたと指摘した。
27日のWTI原油先物は二日続落、供給をめぐる思惑が背景。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが24日に公表した調査で、国内石油掘削リグの稼動数が703基と前週比31基減少。20週連続の減少となり、減少ペースも前週から加速した。これが相場の上昇を促した。
また、イエメンではサウジアラビア軍などによる空爆やイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」が絡む衝突が続いていることから、地政学的リスクを懸念した買いもあった。
しかし、終盤にかけては売りが強まった。28日に米石油協会(API)、29日にエネルギー情報局(EIA)の石油在庫統計を控え、内容を見極めたいとの思惑が相場を下押した。最近の在庫統計は、原油は相変わらず積み増しが続いているものの石油製品が減少するなど、需給バランスの判断が難しい内容となっているという。(情報提供:東岳証券株式会社)
4月27日のスポット金は大幅に上昇、一時1207.06ドルを付けて、終盤では1201.83ドルで引けた。前週末に付けた5週間ぶりの安値から大幅に値を戻した。市場筋からショートカバーが入ったほか、5月きりのオプションの納会に絡 んだ買いが誘われたと指摘した。
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2015-04-28 11:00