ダイハツが急落、16年3月期は前期に続き減収減益の予想

 ダイハツ工業 <7262> が急落。前場に149円安(8.20%安)の1667円まで売られた。  27日引け後に発表した業績予想が悪材料視されている。16年3月期は、売上高は1兆7700億円(前期比2.6%減)、営業利益は1000億円(同9.6%減)で前期に続き減収減益の予想。国内では競争激化や軽自動車税増税で厳しい市場環境が続くほか、海外でも特にインドネシアやマレーシアなどでコンパクトカーへの各社攻勢により難しさが増すと見ている。  ただ、市場コンセンサスの営業利益985億円は上回った格好となり、野村証券は27日付で同社の目標株価を1480円から1690円に引き上げている。投資判断については、同証券は「ニュートラル(中立)」を継続。(編集担当:松浦直角)
ダイハツ工業が急落。
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2015-04-28 11:45