豊田織が後場マイナス転換、16年3月期は増収増益予想も市場コンセンサス未達

 豊田自動織機 <6201> が後場にマイナス圏へ沈み、午後0時36分に360円安(4.91%安)の6960円を付けた。28日前引け後に発表した16年3月期業績予想では増収増益を見込んだものの、市場コンセンサスに届かなかったことが売り材料視されたもよう。7000円割れは4月6日以来。  売上高は2兆2000億円(前期比1.5%増)、営業利益は1250億円(同6.3%増)、純利益は1190億円(同3.2%増)を計画したが、市場では営業利益で1360億円程度が期待されていた。前提為替レートは1ドル=115円、1ユーロ=125円。配当は中間期・期末ともに55円の年間110円(前期も110円)を予定した。  15年3月期の売上高は前期比7.9%増の2兆1666億6100万円、営業利益は同9.2%増の1175億7400万円、純利益は同25.7%増の1152億6300万円で着地し、従来計画をやや上回った。(編集担当:宮川子平)
豊田自動織機が後場にマイナス圏へ沈み、午後0時36分に360円安(4.91%安)の6960円を付けた。
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2015-04-28 12:45