第一三共、米子会社に係る減損で前期の純利益予想が約3割減

 第一三共 <4568> は28日引け後、15年3月期業績予想の下方修正を発表した。売上収益を9000億円から9190億円(前期比2.2%増)に引き上げる一方、純利益は650億円から460億円(同24.5%減)に29.2%減額した。  円安効果で売上収益の拡大を予想しているものの、米子会社プレキシコンの抗悪性腫瘍剤「ゼルボラフ」の営業権について、収益性の低下が見られることから減損損失350億円を計上する。  28日終値は23.5円高(1.11%高)の2145.5円。(編集担当:松浦直角)
第一三共は28日引け後、15年3月期業績予想の下方修正を発表した。
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2015-04-29 14:00