日経平均終値は295円安と3日続落、全業種が下げる

 3日の日経平均株価終値は、295円40銭安の1万4619円13銭と3日続落。  前週末のNYダウ大幅反落や為替のドル売り進行などで、日経平均は寄り付きから売りの勢いが強く、125円安の1万4788円でスタート。その後も新興国の通貨懸念などから軟調な展開が続き、大引け間際には299円安の1万4615円まで下落した。  個別では、株式交換によるイズミヤ <8266> との経営統合を発表したエイチ・ツー・オー リテイリング <8242> が急落。今3月期業績予想を上方修正したものの市場コンセンサスに届かなかったTDK <6762> も大きく売られた。  また、通期予想の赤字幅が拡大したJVCケンウッド <6632> 、前週末に第3四半期の業績予想を開示したキーエンス <6861> なども軟調となった。  一方、業績・配当予想を上方修正したセイコーエプソン <6724> やニフコ <7988> 、通期予想を上方修正した日本ガイシ <5333> やリコー <7752> 、資生堂 <4911> などが急騰している。  業種別では、東証全33業種が下落。証券、ノンバンク、電力・ガス、情報通信、倉庫株などが厳しい下げとなった。(編集担当:片岡利文)
3日の日経平均株価終値は、295円40銭安の1万4619円13銭と3日続落。
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2014-02-03 15:00