成長の鍵となるイントレプレナーの育成法、ポジティブドリームパーソンズ社長の杉元崇将氏が新著

 感動創出企業としてウェディングプロデュース、ホテル、レストラン等の事業を展開するポジティブドリームパーソンズ(PDP)の代表取締役社長である杉元崇将氏が、創業当時から現在に至るまでの経験に基づき、起業家だからこそ学びえたイントレプレナー(社内起業家)の価値について著した「“99%の社員”から抜け出す人の考え方」(発行:ダイヤモンド社)が2015年4月30日に発売された。副題に「イントレプレナーが日本の未来を創ってゆく。」として、起業家マインドをもって組織で働くことの意義や利点について紹介し、これからの日本企業成長の鍵といわれる“社内起業家(イントレプレナー)像”について解説している。画像は「“99%の社員”から抜け出す人の考え方」(発行:ダイヤモンド社)より。  杉元氏は、30歳でレストランウェディングのプロデュースを中心とした有限会社ポジティブを1997年に起業。4年後に、現PDPに組織・商号を変更し代表取締役社長に就任した。2013年に第13回EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤーのセミファイナリストに選出されている。  PDPは、ウェディングプロデュース事業を中心に、ホテル事業、レストラン事業、フラワー事業など、幅広い事業を展開。「世界の豊かさの価値観までも変革させよう」と、直営施設をファクトリーと捉え、ファクトリーで「感動」を生む技術を磨き、ノウハウとして蓄積し、その仕組みを全国に広げていくコンサルティング事業をコアとして成長を図っている。このため、「感動の技術化」に主体的に取り組み、ビジネスとして拡大していく一人ひとりの力と志が重要と考え、社員教育・人材育成に様々な工夫をしている。  近年、日本の成長戦略のひとつとして「産業の新陳代謝とベンチャーの加速」が掲げられ、大企業やベンチャー企業の出身者が独立して会社を立ち上げるなど、「個人の働き方」や「雇用のあり方」における多様化が、時代に大きな変化をもたらすと期待されているが、このような時代にあえて、組織で働くことの意義や利点について解説。PDPが実践している社員の成長を促す仕組みや「感動の技術化」プロジェクトなどでの実例を紹介しながら、起業家マインドをもって組織で働く「社内起業家(イントレプレナー)」の実像に迫る。  PDPは、社員教育プログラム「PDPカレッジシステム」を導入し、「PDPビジネスカレッジ」、「PDPマネジメントカレッジ」、「PDP大学院」などによって、ビジネスの基礎から経営計画の立案まで、幅広い知識・ノウハウを全社員に向けて提供している。  また、女性が生涯社会で活躍し続けられる職場環境を提供する「ポジティブ・ママズ制度」なども導入している。  同書は、「組織の中でやりたいことをなかなかみつけられない」というビジネスパーソンや、これからの組織の作り方を考える会社経営者にとって、具体的なアイデアやノウハウが満載の内容になっている。定価は1500円(税抜)。(編集担当:風間浩)
ポジティブドリームパーソンズ(PDP)の代表取締役社長である杉元崇将氏が、創業当時から現在に至るまでの経験に基づき、起業家だからこそ学びえたイントレプレナー(社内起業家)の価値について著した「“99%の社員”から抜け出す人の考え方」が発売された。
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2015-04-30 08:45