中国人は「頭痛のタネ」・・・韓国の空港で「秩序かく乱」=韓国華字メディア

韓国メディアの亜洲経済の中国語版は4月29日、韓国を訪れる中国人旅行客の存在が航空会社や空港にとって「頭の痛い」問題になりつつあると伝え、空港内の免税店で買い物を楽しむあまり、時間どおりに旅客機に搭乗せず、出発が遅れるケースが発生していることを伝えた。
記事は、ある航空会社の乗務員の話として、中国人旅行客によって出発が遅れたケースがあることを紹介。離陸2分前になって出発ゲートに駆け込んできた中国人女性が涙ながらに家族がまだ買い物をしていると述べ、もう少し離陸を待って欲しいと懇願した事例を伝え、「結局、同旅客機の出発は30分以上も遅れ、ほかの乗客からは不満の声があがった」と報じた。
また4月18日には、48人の中国人旅行客のうち19人が免税店での買い物を理由に時間どおりに旅客機に搭乗せずに出発が遅れ、さらには「すでに機内に運ばれていたスーツケースを機内から下したことで最終的に出発は1時間以上も遅れた」と紹介。ほかの乗客から激しい抗議が起きたと報じた。
さらに記事は、仁川国際空港の利用客数は月間400万人を超え、うち72万人が中国人旅行客であると伝え、「韓国を訪れる中国人旅行客が増えるにつれ、空港内での買い物や免税手続きなどでトラブルが起きている」とし、秩序ある空港がまるで市場のような喧騒に包まれることもあると論じた。
続けて航空会社の関係者の話として、中国人旅行客の行動によって旅客機の離陸が遅れ、ほかの乗客からクレームが寄せられるケースは後を絶たないとする一方、「現時点では良い対処方法が見つかっていない」と紹介。続けて、旅行客には買い物や免税手続きにかかる時間を考慮したうえで、余裕を持って行動してもらいたいと呼びかけた。(編集担当:村山健二)(写真は亜洲経済の29日付報道の画面キャプチャ)
韓国メディアの亜洲経済の中国語版は29日、韓国を訪れる中国人旅行客の存在が航空会社や空港にとって「頭の痛い」問題になりつつあると伝え、空港内の免税店で買い物を楽しむあまり、時間どおりに旅客機に搭乗せず、出発が遅れるケースが発生していることを伝えた。(写真は亜洲経済の29日付報道の画面キャプチャ)
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2015-04-30 09:00