ソニーは軟調、16年3月期は最終黒字計画も市場予想には届かず
ソニー <6758> は売りが先行し、午前9時35分には47.5円安(1.30%安)の3597円を付けた。4月30日引け後、16年3月期業績予想を発表し、3期ぶりの最終黒字を見込んだものの、市場コンセンサスに届かなかったことが株価の重しになったようだ。
売上高は7兆9000億円(前期比3.8%減)、営業利益は3200億円(同4.7倍)、純利益は1400億円(前期は1259億8000万円の赤字)を見込んだが、市場では純利益で1700億円超が期待されていた。配当は中間期に10円を予定しているが、期末配当は未定とした。
デバイス分野および映画分野以外で減収を見込むが、PC事業収束に伴う費用や構造改革費用の減少が見込まれるため、増益を確保できる見通し。前提為替レートは1ドル=120円前後、1ユーロ=125円前後とした。(編集担当:宮川子平)
ソニーは売りが先行し、午前9時35分には47.5円安(1.30%安)の3597円を付けた。
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2015-05-01 09:45