スポット金大幅下落、1200ドルを下回る
4月30日のドルインデックスは6日続落、一時94.399まで下落したが、終盤では94.811で引けた。ドルインデックスは4月の月間下落率は約3.7%と過去4年間で最大となった。
30日の金現物相場は大幅に下落した。予想よりも好調な米雇用指標を受けて米早期利上げ観測が再燃するとともに、安全資産である金が売られた。スポット金は一時1176.96ドルまで下落し、終盤では1200ドルを割れ1183.92ドルで引けた。
NY発表された米新規失業保険申請件数は季節調整済みで26.2万件と、前週に比べ3.4万件減少。2000年4月以来の低水準となった。一方、3月の米個人消費支出は前月比0.4%増と、2月に続き増加。4月のシカゴ地域の景況指数も予想を上回って、52.3となった。
30日のWTI原油先物は続伸、一時59.83ドルの高値を付けたが、60ドルを上回ることができなく、59.77ドルで引けた。エネルギー情報局(EIA)が前日に発表した週間原油在庫の増加幅は予想以下の水準にとどまったほか、原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングの在庫も5カ月ぶりにマイナスに反転。市場では在庫積み増しがピークに達したではないかとの見方が広げた。加えて、外為市場でドル安・ユーロ高基調が継続しているため、ドル建ての原油相場の買いを後押した。(情報提供:東岳証券株式会社)
30日の金現物相場は大幅に下落した。予想よりも好調な米雇用指標を受けて米早期利上げ観測が再燃するとともに、安全資産である金が売られた。スポット金は一時1176.96ドルまで下落し、終盤では1200ドルを割れ1183.92ドルで引けた。
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2015-05-01 12:00