決算集計速報PART3 弱気予想ながら買われた株は=金山敏之

 先週から3月期決算企業の決算発表がいよいよスタートしましたが、TOPIX500採用の3月期決算銘柄でみると昨日も40社余りの企業が決算発表を発表しました。そこで早速30日の決算発表を集計してみました。2016年3月期の業績予想ではコンセンサス予想を上回る会社予想はこれまで同様に多くありませんが、コンセンサス予想を上回る強気の会社予想を発表したイビデン <4062> や日東電工 <6988> 、スタートトゥデイ <3092> などは素直に買われました。  一方で会社予想がコンセンサス予想に届かなかった銘柄のなかにも買われるものがみられました。大同特殊鋼 <5471> や日本郵船 <9101> では、今期会社予想はコンセンサス予想に届かなかったものの増配が好感され大幅高となりました。大同特殊鋼は3円50銭の増配、日本郵船は1円の増配を発表しています。また、ローム <6963> や東邦ガス <9533> は自社株買いの発表を受けて買われています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
先週から3月期決算企業の決算発表がいよいよスタートしましたが、TOPIX500採用の3月期決算銘柄でみると昨日も40社余りの企業が決算発表を発表しました。そこで早速30日の決算発表を集計してみました。
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2015-05-01 17:30