【今日のドル円】米雇用統計に下ブレ警戒感も、見極めムード強まる

 昨日のドル/円は、米4月ADP全国雇用者数が予想を下回り、2カ月連続で増加幅が20万人を割り込んだ事から119.20円台まで弱含んだ。明日8日に発表される米4月雇用統計にも下ブレ警戒感が広がり始めており、そうした中ではドルの上値は重くなりそうだ。  ただ、このままドルが下値を切り下げる動きも続きそうにない。昨日の要人発言からも窺えるように、米FRBは利上げに後ろ向きにはなっておらず、市場の9月利上げ観測も維持されている。このため、米長期金利が上昇基調となっており、ドルを下支えしている。  それだけに、明日の米4月雇用統計を見極めようとするムードが強まると見られ、本日のドル/円は119円台を中心に推移する公算が大きいだろう。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、米4月ADP全国雇用者数が予想を下回り、2カ月連続で増加幅が20万人を割り込んだ事から119.20円台まで弱含んだ。明日8日に発表される米4月雇用統計にも下ブレ警戒感が広がり始めており、そうした中ではドルの上値は重くなりそうだ。
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2015-05-07 09:00