ベネッセHDが一時ストップ安、国内通信教育の不振で今期57%経常減益を予想

 ベネッセホールディングス <9783> は前場に700円ストップ安(18.87%安)の3010円まで売られ、1月22日の年初来安値を更新。午後0時50分現在、同値近辺での推移となっている。  1日引け後に発表した低調な業績予想が悪材料視された。16年3月期は売上高4592億円(前期比0.9%減)、経常利益116億円(同56.8%減)で減収減益の予想とし、経常利益は市場予想を大きく下回る見通し。シニア・介護事業、中国通信教育事業、語学教育のベルリッツでは増収を計画したものの、国内通信教育講座での大幅な会員数減少が業績を圧迫する見込み。  15年3月期の業績は、売上高4632億6400万円(前期比0.7%減)、経常利益268億3800万円(同23.8%減)で着地している。(編集担当:松浦直角)
ベネッセホールディングスは前場に700円ストップ安(18.87%安)の3010円まで売られ、1月22日の年初来安値を更新。
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2015-05-07 13:00