任天堂、16年3月期は営業益500億円を予想、前期は4期ぶり営業黒字
任天堂 <7974> は7日引け後、16年3月期業績予想を発表した。売上高は5700億円(前期比3.7%増)、営業利益は500億円(同2.0倍)、純利益は350億円(同16.4%減)を計画。年間配当は150円(前期は期末一括180円)を予定した。
前提為替レートは1ドル=120円、1ユーロ=125円。今期の世界販売計画は「ニンテンドー3DS」本体760万台(前期実績は873万台)、ソフト5600万本(同6274万本)、「Wii U」本体340万台(同338万台)、ソフト2300万本(同2440万本)などとしている。
定番ソフトの稼働を維持し、継続的に新作ソフトを投入することで「3DS」や「Wii U」の普及を目指す。また、スマートデバイス向けゲームアプリを年内に配信開始することで新たな収益も見込んだ。
なお、15年3月期の売上高は前期比3.8%減の5497億8000万円、営業利益は247億7000万円(前期は464億2500万円の赤字)、純利益は418億4300万円(同232億2200万円の赤字)となり、利益は計画を上回った。営業黒字は4期ぶり。
7日終値は515円安の1万9740円。(編集担当:宮川子平)
任天堂は7日引け後、16年3月期業績予想を発表した。
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2015-05-07 16:15