【今夜の注目材料】米労働関連の経済指標、敏感な反応見せる可能性

 東京市場のドル/円は119.30-60円台でもみ合いました。株安を受けて上値が重かった一方で、日経平均が200円超下落した割には下値が堅く、総じて方向感に乏しい展開でした。欧米市場の動向を探る上でかかせない重要イベントをチェックしておきましょう。  5/7(木)  17:00  ノルウェー中銀政策金利発表  20:30※ 4月米チャレンジャー人員削減数  21:30  3月カナダ住宅建設許可件数  21:30※ 前週分の米新規失業保険申請件数  25:45  メルシュECB専務理事講演  28:00  3月米消費者信用残高  -----※ 英国総選挙  ※は特に注目の材料  前日の米4月ADP全国雇用者数の弱さなどから、米労働情勢に対する不安が市場に広がっていますが、本番はあくまでも明日の米4月雇用統計です。そのため、本日のところは様子見ムードが広がる事になりそうです。ただ、本日の米労働関連の経済指標にもドルが敏感な反応を見せる可能性があるため注意しておきたいところです。  また、英総選挙については明日の早朝までには大勢が判明する見込みですが、いずれの党も過半数割れは必至です。政局については明日以降に行われる連立組閣交渉を見極める必要がありそうで、本日の段階では為替相場への影響は限られそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は119.30-60円台でもみ合いました。株安を受けて上値が重かった一方で、日経平均が200円超下落した割には下値が堅く、総じて方向感に乏しい展開でした。欧米市場の動向を探る上でかかせない重要イベントをチェックしておきましょう。
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2015-05-07 18:15