「コカ・コーラ」ボトル100周年記念、アルミ製「コカ・コーラ」スリムボトルを7月20日に新発売

5月8日は、「コカ・コーラ」の誕生日。薬剤師をしていたジョン・ペンバートン博士がアメリカ・ジョージア州アトランタで1886年に、独特の甘い香りのするシロップを作り、博士の友人で会計士のフランク・ロビンソン氏が名付けた「コカ・コーラ」が生まれた日だ。誕生当時からシロップを炭酸水で割って作られ、地域のソーダファウンテンで、グラス1杯5セントで売られたという。そして、今年は、「コカ・コーラ」を象徴するボトルである「コンツアーボトル」が誕生して100周年という節目の年。コカ・コーラシステムは、このコンツアーボトルの特徴的な輪郭を引き継ぎ、アルミニウム素材を使ってさらに進化させた「コカ・コーラ」スリムボトルを2015年7月20日から全国で販売する。画像は「コカ・コーラ」スリムボトル。
「コンツアーボトル」は、「コカ・コーラ」が、びん詰めで販売されるようになって、販売範囲が広がるとともに、様々な模倣品が増えたため、「暗闇で触っても地面で砕け散っても『コカ・コーラ』のボトルだとわかるもの」をコンセプトに1915年に開発されたボトル。「コンツアー(Contour)」とは「輪郭」の意味で、コカ・コーラでは、“『コカ・コーラ』独特の曲線や形状を表す輪郭・姿”と定義して、100年経った今でも、その形をほぼ変えることなく、その後に導入されたボトルに脈々と継承されている。
7月20日に新発売される「コカ・コーラ」スリムボトルは、「今までにない格別な飲用体験を日本の皆様にお届けするプレミアムパッケージ」として開発。アルミニウム素材のキンキンに冷たい感触は「コカ・コーラ」のおいしさや爽快感をさらに引き立て、「コカ・コーラ」らしい独特の形状は、格別の飲み心地を提供する。また、1本250mlの飲みきりサイズとして、職場や家庭での休息中や移動中、女性にも飲みやすく、これまで以上に様々なニーズに応えられる。さらに今後、定期的に新たなパッケージデザインに変えて販売していくことで、常に新鮮さを提供し、より多くの消費者に楽しんでもらえる工夫を仕掛けていくという。
“スリムボトル”の名称は、すっきりと細身で女性にも持ちやすい形状と、1回で飲みきるのにちょうどよいサイズから、日本独自のものとして名付けた。
また、「コカ・コーラ」ボトル100周年を記念して世界15カ国・17都市を巡回している「コカ・コーラ ボトルアートツアー」を7月19日~7月24日に、東京・六本木のテレビ朝日 umu(ウム)で開催する。
1915年の「コカ・コーラ」ボトル誕生以来、サルバドール・ダリ、ハッドン・サンドブロム、ノーマン・ロックウェル、スティーヴ・カウフマン、アンディ・ウォーホルなど世界の芸術家たちの感性を刺激し、「コカ・コーラ」ボトルを題材とする作品が数多く生み出されてきた。世界のコカ・コーラ社は、ザ コカ・コーラ カンパニーを中心に、新たなデザインを通じて過去の実績を称え、同時に未来の姿を描き出したいと考え、過去の作品を創造力あふれる世界中のアーティストたちの手によって再生する「マッシュアップ」キャンペーンを100周年記念企画として実施。「コカ・コーラ ボトルアートツアー」では、過去の作品に加え、「マッシュアップ」アートなどが世界から一堂に結集して展示される。また、日本独自の取り組みとして三越伊勢丹と協働するチャリティキャンペーンから、「コカ・コーラ」スリムボトルをモチーフにしたアート作品の一部が展示される。
「コカ・コーラ」と三越伊勢丹が協働実施する「アートボトルチャリティ」は、国内の多彩な分野のアーティストが、「コカ・コーラ」スリムボトルをモチーフにした日本ならではのアート作品を制作し、その作品を8月12日~8月24日まで伊勢丹新宿店で開催される「伊勢丹アート&クリエーション 2015」に展示。チャリティに参加した人に、そのアート作品を進呈するというもの。チャリティは、東日本大震災の被災地の子供たちにアートによる教育支援を行っている「こども芸術の家」に寄付する。(編集担当:風間浩)
5月8日は、「コカ・コーラ」の誕生日。薬剤師をしていたジョン・ペンバートン博士がアメリカ・ジョージア州アトランタで1886年に、独特の甘い香りのするシロップを作り、博士の友人で会計士のフランク・ロビンソン氏が名付けた「コカ・コーラ」が生まれた日だ。
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2015-05-08 16:45