東芝、会計処理の問題長引き15年3月期は期末無配に
東芝 <6502> は8日引け後、15年3月期の期末配当を無配にすると発表した。これにより年間配当は4円(前期実績8円)となる。また、業績予想についても未定に修正している。
4月3日に発表したインフラ工事に関する不適切な会計処理の問題を受けて、現時点で決算発表日が未定の状態であり、計算書類の確定が配当金支払いの手続き期限に間に合わないという。これまで社外の専門家を含む特別調査委員会で検証を進めてきたが、発生原因の究明などには更なる時間を要する見込みであり、今回、第三社委員会を設置して調査を進めることを決定した。現状では、決算発表は6月以降になる見通しだという。
8日終値は1.7円高(0.35%高)の483.3円。(編集担当:松浦直角)
東芝は8日引け後、15年3月期の期末配当を無配にすると発表した。
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2015-05-08 21:30