中国は「高速鉄道強国」・・・日本でどんな「論調」あろうとも=中国メディア

中国メディアの爪游控は10日、中国高速鉄道は中国の革新やイノベーションを代表する「作品」であると伝え、ドイツメディアの報道を引用し、「中国は“コピーの猫”から“革新の虎”へと変貌を遂げようとしている」と伝えた。
記事は、中国高速鉄道は海外進出に向けて「すべてが順調だというわけではない」とし、中国企業同士の価格競争や、自らでは制御し難い政治的問題といった要因は中国高速鉄道の海外進出を阻害していると指摘した。
さらに、高速鉄道分野において中国の競合の1つである日本では「中国高速鉄道の今日があるのは日本から鉄道技術を盗んだため」、「中国は自主開発と主張しているが、高速鉄道に関する剽窃疑惑は消えない」といった論調があると伝えた。
一方で記事は、「こうした“雑音”によって中国が高速鉄道強国であるという事実を変えることは出来ない」と主張し、ドイツメディアなどによる評価を引用、中国高速鉄道の「CRH380」は世界の高速鉄道のうち平均時速316.6キロで1位になったと紹介。さらに中国の車両製造大手である中国南車と中国北車は世界の高速鉄道市場で49%ものシェアを有しているとし、日本や欧州の企業を大きく引き離していると論じた。
さらに、別のドイツメディアが「中国は“コピーの猫”から“革新の虎”へと変貌を遂げようとしている」と伝え、高速鉄道こそ中国の革新を代表する「作品」と報じたことを紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
中国メディアの爪游控は10日、中国高速鉄道は中国の革新やイノベーションを代表する「作品」であると伝え、ドイツメディアの報道を引用し、「中国は“コピーの猫”から“革新の虎”へと変貌を遂げようとしている」と伝えた。(イメージ写真提供:123RF)
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2015-05-10 22:00