昭和電工が急落、子会社の特損計上で中間期は20億円の最終赤字に

 昭和電工 <4004> が急落。午後0時34分に11円安(6.47%安)の159円まで売られている。8日引け後に業績見通しを修正したことが悪材料視された。  15年6月中間期の業績予想は、売上高を4300億円から4030億円(前年同期比2.5%減)、最終損益を20億円の黒字から20億円の赤字(前年同期は34億3600万円の赤字)に下方修正。子会社である昭光通商 <8090> が中国企業との事業で128億円の特別損失を計上し、利益を圧迫する見込みだとした。一方、通期予想については従来予想を据え置いている。  昭光通商も前場に37円安(24.34%安)の115円まで大きく売られており、2月13日の年初来安値を更新した。(編集担当:松浦直角)
昭和電工が急落。
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2015-05-11 12:45