【今日のドル円】米金利上昇のドル高推進力は?底堅く推移する公算

 昨日のドル/円は、米長期金利の上昇に連れて120.10円台まで上値を伸ばした。もっとも、米長期金利の上昇については本日から始まる大型米国債入札(総額640億ドル)に対する警戒感というテクニカルな要因によるところが大きい。  本日の米3年債入札(26:00)に向けて米長期金利が一段高となる事も考えられるが、インフレ期待や利上げ期待が高まっている訳ではない事から、ドル高の推進力としては割引いて考える必要があろう。  こうした中、本日のドル/円はボリンジャーバンド+2シグマ(20日)が位置する120.40円前後で上値が重くなりそうだ。一方で、119円50-70円にかけて複数のチャートポイントが重なっているため底堅く推移する公算が大きい。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
昨日のドル/円は、米長期金利の上昇に連れて120.10円台まで上値を伸ばした。もっとも、米長期金利の上昇については本日から始まる大型米国債入札(総額640億ドル)に対する警戒感というテクニカルな要因によるところが大きい。
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2015-05-12 09:15