日経平均は12円安で寄り付く、欧米株安を嫌気しジリ安
12日の日経平均株価は前日比12円68銭安の1万9608円23銭で寄り付いた。前日の欧米株安が重し。ドル・円が1ドル=120円台を回復したことが支えになって下値は限られたが、その後はジリ安で推移している。プラスで寄り付いたTOPIXも下げに転じている。
個別では、東芝 <6502> が連日で急落した。15年12月期第1四半期で営業減益のブリヂストン <5108> も軟調。16年3月期で2ケタ減益を予想した不動テトラ <1813> も売りが優勢となっている。16年3月期で6割減益を見込んだファンケル <4921> も安い。15年3月期業績予想を下方修正したプラコー <6347> も下落している。
半面、16年3月期で増収増益を見込んだ荏原 <6361> が堅調。増配も計画した日立造船 <7004> も物色された。国内証券による投資判断の引き上げが観測されたTOTO <5332> も買われている。15年12月期第1四半期の業績予想を上方修正したKLab <3656> なども堅調。前日大幅安のシャープ <6753> は買いが優勢となっている。(編集担当:宮川子平)
12日の日経平均株価は前日比12円68銭安の1万9608円23銭で寄り付いた。
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2015-05-12 09:15