太陽誘電が急落、16年3月期予想は利益面がコンセンサス下ブレ
太陽誘電 <6976> は午前10時30分現在、日経平均株価採用銘柄で値下がり率トップ。午前9時13分には208円安(11.29%安)の1635円まで下落した。直近2営業日で95円上昇していたことの反動に加えて、11日引け後に発表した業績予想が嫌気されている。
16年3月期の業績は、売上高2440億円(前期比7.4%増)、経常利益190億円(同21.4%増)と増収増益を予想するも、利益面の予想は市場コンセンサス下ブレとなった。配当予想については中間5円、期末10円の年間15円(前期は10円)としている。
今期は、スマートフォンなどの成長機器の市場拡大と高機能化を背景に、高付加価値商品であるスーパーハイエンド商品群の採用が進むと想定。コンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイスなどの生産を強化し、需要の取り込みを狙うとしている(編集担当:松浦直角)
太陽誘電は午前10時30分現在、日経平均株価採用銘柄の中で値下がり率トップ。
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2015-05-12 10:30