韓国車は日本を手本に・・・「信頼性」上まわる車種も=中国メディア

中国メディアの捜狐は8日、中国人消費者から見た場合、日本車と韓国車は非常に似ていると主張し、「同じアジアの国として、韓国車は日本車に学び続けてきたからだ」と論じる一方、同じ予算の範囲内で比較すれば韓国車のほうが日本車より実用的で実益もあると主張した。
記事は、韓国の自動車メーカーは過去だけでなく、今日においてもさまざまな点で日本の自動車メーカーを参考とし、学ぶ対象としていると伝える一方、韓国車と日本車には「車種の豊富さや燃費、品質や信頼性などにおいて異なる点も数多い」と論じた。
続けて、韓国には自動車メーカーとして現代起亜グループのほかに双竜自動車やルノーサムスン自動車があるとしながらも、「双竜自動車は規模が小さく、韓国車全体としては車種が少なく、細分化した市場すべてに製品を投入できていない」と指摘。一方の日本車はメーカーの数も韓国より多く、車種も多いことで豊富な選択肢があるため、消費者は自らの需要に応じてふさわしい車種を選べると伝えた。
さらに、現代起亜グループの車は信頼性や価格といった点では「優秀だ」としながらも、燃費においては「合格とは言えない」とし、米消費者団体専門誌「コンシューマーレポート」の実測データを引用し、韓国車の燃費性能は総じて日本車に劣ると指摘した。
一方で記事は、「現代起亜グループの車は信頼性においては日本車を上回る」と主張し、日本車メーカーの一部車種が中国国内でトラブル頻発という問題が起きたことを紹介。一方の現代起亜グループの車は「丈夫で、相対的に安定した品質を提供できている」と主張し、動力面も安定し、メンテナンス費用も低いとし、非常に実用的だと評価した。
続けて、日本と韓国の自動車産業を比較した場合、「規模と総合的な実力で見れば日本のほうが韓国を上回っている」としつつも、消費者が自動車を購入する場合に日韓を比較すれば、「双方に大きな差はなく、15万元(約293万円)という予算の範囲内で比較すれば韓国車のほうが実用的で実益もあり、品質面でも大多数の日本車より高いのが現状」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)atosan/123RF.COM)
中国メディアの捜狐は8日、中国人消費者から見た場合、日本車と韓国車は非常に似ていると主張し、「同じアジアの国として、韓国車は日本車に学び続けてきたからだ」と論じる一方、同じ予算の範囲内で比較すれば韓国車のほうが日本車より実用的で実益もあると主張した。(イメージ写真提供:(C)atosan/123RF.COM)
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2015-05-12 12:45