キッセイ薬は反発、第3四半期で営業益6割増

 キッセイ薬品工業 <4547> は反発。朝方は売り買いが交錯したものの、その後は買いが優勢となり、午前11時5分には67円高(2.79%高)の2469円を付けた。3日引け後に開示した14年3月期第3四半期の決算が好感されている。  売上高は前年同期比14.7%増の533億5300万円、営業利益は同63.5%増の116億6200万円、純利益は同99.5%増の87億1500万円だった。排尿障害改善薬の「ユリーフ」や腎性貧血治療薬「エポエチンアルファBS注JCR」、糖尿病治療薬「グルベス」などの売上高が前年同期を上回って推移した。有価証券評価損などの特別損失が減少したことも大幅な増益の要因。  通期業績予想は、売上高686億円(前期比9.8%増)、営業利益114億円(同46.9%増)、純利益85億5000万円(同70.4%増)と従来計画を据え置いた。(編集担当:宮川子平)
キッセイ薬品工業は反発。朝方は売り買いが交錯したものの、その後は買いが優勢となり、午前11時5分には67円高(2.79%高)の2469円を付けた。
japan,company
2014-02-04 11:15