【今夜の注目材料】米金利の上昇続くのか、米3年債入札の結果注目

 東京市場のドル/円は120.20円台までじり高歩調を辿りました。時間外取引の米長期金利が上昇しており、昨晩からのドル高の流れを引き継いだ格好です。こうした流れが海外市場でも続くのか、あるいは逆流するのか、そのカギを握る注目イベントを確認しておきましょう。  5/12(火)  17:30※3月英鉱工業生産指数  17:30 3月英製造業生産高  25:45 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演  26:00※米財務省3年債(240億ドル)入札  27:00 4月米月次財政収支  30:05※ウィーラーRBNZ総裁会見  ----- EU財務相理事会  ※は特に注目の材料  昨晩からの米長期金利の上昇は、本日から始まる大型国債入札などによる需給緩和懸念が背景のようですから、本日の米3年債入札の結果が気になるところです。ただ、需給緩和懸念による長期金利上昇では、景気上昇期待や利上げ期待による金利上昇と違い、ドルを押し上げる力はそれほど強くないと考えるのが自然でしょう。  その他、7日に英総選挙を終えた事で堅調推移が続くポンド相場の注目材料として英3月鉱工業生産が挙げられます。また、利下げ観測が急浮上したNZドル相場ではウィーラーRBNZ総裁の会見が注目を集めそうです。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
東京市場のドル/円は120.20円台までじり高歩調を辿りました。時間外取引の米長期金利が上昇しており、昨晩からのドル高の流れを引き継いだ格好です。こうした流れが海外市場でも続くのか、あるいは逆流するのか、そのカギを握る注目イベントを確認しておきましょう。
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2015-05-12 18:00