日経平均は一時100円超安、欧米株安や円の強含み嫌気

 13日の日経平均株価は前日比56円08銭安の1万9568円76銭で寄り付いたあと、下げ幅を100円超に拡大した。欧米株安や円の強含みが嫌気されて売りが先行している。自動車株やタイヤ株、銀行株や証券株などが下落している。  個別では、16年3月期第1四半期で営業益5割減を見込んだディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> が下落。15年3月期の損益予想を下方修正したワタミ <7522> も売られている。16年3月期で減収減益を予想した東京計器 <7721> も軟調。16年3月期で最終減益見通しのインテージホールディングス <4326> もさえない。  半面、16年3月期で営業益2ケタ増を見込んだダイキン工業 <6367> は買いが優勢となった。16年3月期で大幅増益予想の新日本理化 <4406> も急伸している。ヘリオスの新規上場承認を受けて、出資している新日本科学 <2395> なども物色された。(編集担当:宮川子平)
13日の日経平均株価は前日比56円08銭安の1万9568円76銭で寄り付いたあと、下げ幅を100円超に拡大した。
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2015-05-13 09:15