高知県香南市に創造広場「アクトランド」グランドオープン、個性あふれる8つの展示館が集結した総合テーマパーク

創造広場「アクトランド」(所在地:高知県香南市、館長:北村精男)は2015年5月15日にオープンする。それに合わせ、5月15日・16日・17日の3日間をグランドオープン期間と位置づけ、さまざまな催しを行うオープニングイベントを開催する。
創造広場「アクトランド」は、1988年に開設された「龍馬歴史館」を引き継ぎ、新たに7つの展示館を併設。準備期間3年を費やして完成した総合テーマパーク。「アクトランド」の「アクト(ACT)」とは、Art(芸術)、Culture(文化)、Technology(技術)の頭文字を並べたもので、館長である北村精男氏の「芸術・文化・技術に楽しく触れることで、失いつつある感性を高め、創造性を刺激して明日を充実させる活力にしてほしい」という想いが込められている。
館長の北村精男氏は、高知県香南市赤岡町に生まれ、技研製作所(高知本社:高知県高知市、東証2部上場)の創業者・社長。幼少期から機械・カラクリ好きで、1975年に無公害杭打ち機「サイレントパイラー」(圧入機)を発明し、圧入技術に特化した自流独創の経営を貫いている。新奇性・発明性に溢れたモノづくりを励行し、高知県発明協会会長や高知県工業会会長などを歴任。北村氏自身が発明した製品や役目を終えた機械、アンティークな道具・自動車などを自らの「ものづくりの原点」と位置付け収集・保存してきており、所蔵するアート作品と併せ、敷地面積約5000坪の「アクトランド」で公開することにした。
8つの展示館は、坂本龍馬の生涯を躍動感あふれる蝋人形と全27幕の場面セットで再現した「龍馬歴史館」。昭和を代表する世界の指導者や文化人をリアルな蝋人形で表現した「世界偉人館」。ガーナ共和国の芸術家フランク・ニーオ氏のハイレリーフ(浮彫絵画)を展示した「ニーオアフリカンギャラリー」。幕末を代表する土佐の天才絵師・弘瀬金蔵、通称「絵金」の作品と、同時代を彩った作品を「絵金派」として展示する「絵金派アートギャラリー」。
また、43分の1精密モデルカー約3700台を展示する「世界モデルカー博物館」。世界に2台しかないフィアルモデルAなど、希少価値の高いクラシックカーを展示する「世界クラシックカー博物館」。昭和中期まで活躍したボンネットバスを展示し、バス内の鑑賞も可能な「ボンネットバス博物館」。そして、“ゲージツ家”KUMAさんこと篠原勝之氏の造形作品を収蔵した「KUMA’Sコンテナギャラリー」。
オープニングイベント初日の5月15日は、9時から記念式典を開催し、テープカットや餅まきなどを行う。また、午後からはKUMAさんこと篠原勝之氏のサイン会や、実力派マジシャンによるマジックショーなど、子どもも大人も楽しめるイベントを開催。
16日・17日も、高知県を代表するフォークデュオ「スーパーバンド」によるライブ、小津高校書道部の大書「龍馬の手紙」、複数の大道芸人によるパフォーマンス、また、高知県のご当地キャラクターを集めたステージイベントなど様々な催しを行ってオープンを祝う。
「アクトランド」は、高知龍馬空港から車で10分というアクセスの良さ、朝9時から夜21時までという営業時間、そして、他の観光施設との連携を取りやすい立地を特長として、今後、高知県の観光の一翼を担うテーマパークとして県内の観光地活性化に寄与していく。(編集担当:八木大洋)
創造広場「アクトランド」(所在地:高知県香南市、館長:北村精男)は2015年5月15日にオープンする。それに合わせ、5月15日・16日・17日の3日間をグランドオープン期間と位置づけ、さまざまな催しを行うオープニングイベントを開催する。
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2015-05-13 09:15