ダイキアクシスは環境関連の創造開発型企業として本格評価へ
ダイキアクシス <4245> (東2)に出遅れ買いの矛先が向かいそう。同社は、昨年12月19日に東証券取引所市場第二部に上場したニューフェース銘柄だが、1月23日の1520円を高値に、新規上場人気が後退しつつある。
材料面で端境期にあったことも、見直し人気を誘いにくい要因となっていたが、前2013年12月期の業績発表が2月13日に予定されており、株価切り返しに絶好の手掛かり材料になりそう。
同社は、環境機器関連事業と住宅機器関連事業を2本柱に事業を展開している。海や川の汚染が進んでいるが、この汚染の原因は、産業排水と一般家庭から排出される生活排水。特に住宅地の広がりや、生活水準の向上に伴って、汚染源となる生活排水は増える一方だ。その生活排水をきれいな水に処理する浄化槽を手掛けており、環境重視の時代の流れを背景に順調に伸びている。
住宅機器事業でも、得意分野である水回りの技術やノウハウを生かした、水源地や工場などの「ステンレス製貯水タンク」や、観光や農業用の「大規模ガラス温室」の設計・施工などを手掛けており、社会的需要は、今後大きく伸びる方向が予定されている。
そのほか、廃食用油を原料としたバイオディーゼル燃料の製造、販売を行う一方、ボトルウォーターの製造、宅配事業(クリクラ事業)も手掛けている。真の「環境創造開発型企業」を目指す同社の成長性の評価はまだ十分でない。
前2013年12月期の第3四半期累計決算は売上げ211億9400万円(前年同期比7.2%増)、営業利益4億700万円(同73.0%増)と大幅増益を確保。通期についても売上げ288億円(前期比5.9%増)、営業利益5憶1400万円(同51.7%増)が見込まれている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
ダイキアクシス<4245>(東2)に出遅れ買いの矛先が向かいそう。同社は、昨年12月19日に東証券取引所市場第二部に上場したニューフェース銘柄だが、1月23日の1520円を高値に、新規上場人気が後退しつつある。
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2014-02-04 12:30