DeNAは朝方急落も持ち直す、ZMPとロボットタクシー事業で会社設立

 ディー・エヌ・エー <2432> が堅調に推移している。朝方は決算・業績予想の内容を嫌気した売りによって95円安(3.89%安)まで下落したが、その後すぐに下げ幅を縮小し、上昇基調に転じた。後場も買い優勢で始まり、午後0時58分には72円高(2.94%高)の2517円まで上昇している。  同社は12日引け後、自動運転技術を手掛けるZMPとロボットタクシー事業の実現に向けた合弁会社を設立することを発表。今後、自動運転技術の向上やサービスモデルの仮説検証などの実証実験を重ねていくとしている。  同日発表した15年3月期の業績は、国内ゲームの不振が響いたことにより、純利益149億5000万円(前期比52.8%減)で着地。16年3月期については純利益11億円(前期比70.8%減)と大幅減益を予想している。決算記者会見では、任天堂 <7974> との資本業務提携の具体的な戦略についても説明。共同開発のゲームアプリを年度内に提供開始すると明らかにした。(編集担当:松浦直角)
ディー・エヌ・エーが堅調に推移している。
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2015-05-13 09:00