JDIが急落、15年3月期は約123億円の最終赤字に

 ジャパンディスプレイ(JDI) <6740> が急落。13日引け後の決算発表が悪材料視され、寄り付き直後に24円安(4.74%安)の482円まで売られている。  15年3月期業績は、売上高7693億400万円(前期比25.2%増)、最終損益122億7000万円の赤字(前期は339億1800万円の黒字)で着地。大口顧客向けや中国顧客向けの売上が好調だったものの、深谷工場閉鎖に伴う損失や貸倒引当金計上などの特別損失が下押し要因となった。  16年3月期業績については第1四半期の見通しのみを開示し、売上高2400億円(前年同期比91.7%増)、営業損益20億円の黒字(前期は約127億円の赤字)を見込んでいる。足元では、欧米や中国のスマートフォンメーカーからのハイエンドディスプレイの需要が旺盛だという。(編集担当:松浦直角)
ジャパンディスプレイ(JDI)が急落。
japan,company
2015-05-14 10:30